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【小説家になろう】『勇者の放浪』レビュー 不老不死となった勇者のその後

小説家になろう 勇者の放浪レビュー

どうも、Wizです。 小説家になろうに掲載されているweb小説「勇者の放浪」を紹介します。

小説家になろうには勇者をテーマとした記事がものすごくありますが、勇者の務めを果たしたその後の物語を読んだことはありますか?

田舎でのんびりしたり、王様になったりいくつか読んだことはありますが、この作品はものすごくリアルです。ただよってくるシリアスで静かな悲哀。気になる方はぜひ読んでみてください!

あらすじ・基本情報

――永遠の命など誰が望んだ?

かつて勇者として召喚された少年、薬袋珊瑚。
彼はその義務を果たし、魔王を滅ぼした。
しかし、彼には残酷な宿命が待っていた。
勇者として強大な力を得る代償として、彼は≪寿命≫を失った。
永遠をただ独り、生きることを科せられた少年は、ただ目的も持たずに世界を放浪する。
その中で出会う、様々な人々。
奴隷の少女、教皇の娘、鍛冶師の男、復讐の青年。
刹那の時間と、永遠とが交錯する一瞬。
彼はそのとき何を思うのか。

悲しみと、一瞬の生み出す輝かしい何かに目を細めながら、薬袋珊瑚は永遠を生きていく。

  • 作者:丘/丘野 優
  • 更新停止(一話完結連作)
  • ファンタジー、異世界転移、勇者、不老不死

「勇者の放浪」レビュー

ロマンシングサーガ!

たびかさなる戦いの果てに不老不死になってしまった勇者のその後。これだけでどこか胸が熱くならないでしょうか。さらに勇者が主体ではなく、あくまで物語にさらっと出てくるかっこよさ。放浪する勇者はさまざまな人に出会い、ときには導き、時には手を貸し、そしてまた放浪していきます。

不老不死というとどこかあこがれのような気持ちも抱きますが、実際なってみることを考えるとうすら寒くなりところがあります。便利だろうと思いつつも、そこには不吉な予感が。それが巨大な力をもつ者だったらなおさらです。

本作はそんな不老不死のうっすらとただよう悲哀、壁をリアルに描いています。子供の頃から知っていたおじさんが大人になっても変わらずに家に来たらどんな気持ちになるか。両者からさりげなくアプローチしていて肌が震えました。

物語は一話一話が独立した短編連作方式となっており、これまた放浪感の演出が際立っています。どこか陰のあるあまり見られない勇者のその後が気になる方はぜひどうぞ!

こんな人におすすめ!

  • 勇者の務めを果たしたその後が気になる人
  • 短編を読むことが好きな人
  • じんわりと惹かれる作品が読みたい人

勇者のその後を描く「勇者の放浪」を紹介しました。

私は「第1話 奴隷の少女」「第5話 友の資格」が特に好きです。一つ一つ語られる勇者の物語。気になる方はぜひ読んでみてください。

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