「初心者におすすめの二次小説は?」中堅SS読みが考えてみた

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「初心者におすすめの二次小説は?」中堅SS読みが考えてみた

プロフィールにあるように私はWeb小説をよく読む。読みすぎて、こんな記事を書いてしまうくらいだ。

5分でわかる!マインドマップから見るWeb小説の世界 

読みはじめてけっこうな時間がたった。SS読みの中では中堅の下の方じゃないかと勝手に考えている。にじファンがある頃に読みはじめて、まもなくサービス終了となった時期くらいからと言えば分かる人は分かるかだろうか。

そこで今回「初心者におすすめの二次小説は?」という問いに対して、自分なりに真剣に考えてみたい。私より長く読んでる人にとってはつっこみどころ満載だろうが、こんな作品もいいんじゃないかと教えてくれたら嬉しい。

(すぐに作品を見てみたい人は目次の【原作】がついてある場所をクリック!)

 そもそも二次小説(SS)とは?

この記事を読んでいる人は、そもそも二次小説とはなにかということに対しても、あやふやな人もいると思う。ネットで調べてみるとこう書かれている。

SSとは、サイドストーリーまたはショートストーリーの略。 主にファンによる非公式の二次創作小説を指す。 が、昨今は一纏めに一次創作小説についても、使われるケースが増えている(成り立ちからするとおかしいが)。 一部界隈ではFF(ファンフィクションの略)とも言われる。SS(二次創作)とは (エスエスとは) [単語記事] – ニコニコ大百科 

つまりWeb上にある既存の作品に基づいた小説だ。むかしはパソコンの容量もあり、ショートショートといった意味だったが、いつのまにか二次小説そのものを指すようになったようだ。

「二次創作」「二次小説」「SS」「二次創作小説」など言い方はいろいろあるが、ここでは「二次小説」ということで進めていきたい。

では初心者とは?

初心者に薦めるとうたったからには初心者の定義を決めなければならない。

独断と偏見に考えてみる。私の場合、高校生になってパソコンでネットサーフィンをはじめるまでは東方プロジェクトや型月(二次小説において人気の作品)などを知る機会は皆無であった。

これは各々の環境によるところが大きいとは思うが、この記事では他人から教えてもらう機会がないと仮定して、【世の中で一般的に広まってるジャンプやマガジンなどの漫画、アニメ、ラノベなどに親しみ、好んでいる中高生から大学生程度の男性】を初心者と定義したい。こうした層はSSを楽しむことができるのではないか。

男性が対象なのは自身がSS好きの女性に出会ったことがなく、考えやすくするためであり、女性ファンを軽視したものではない。あてはまらない人でも二次小説に興味のある人は、ぜひ参考にしてほしい。

二次作品の基盤となる、いわば一次作品(原作)に親しみ、二次小説を楽しむことができる基盤があることがポイントである。それというのも”二次”というからには基盤となる一次作品(原作)を知っていたほうが、後述する二次作品の醍醐味を味わうことができると考えるためである。そうと限らない二次小説もあるが二次小説の入門としては不適切だろう。

薦める作品の条件は?

上記の初心者であることを考え、いくつか考えられる条件を列挙してみる。

1. 長すぎない
初心者にとってWebで小説を読むことははじめてであることが考えられる。また単純にいきなり長いものでは、すんなり入っていくことは難しそうだ。

2. 読みやすい
はじめの敷居は低く、文体がしっかりしていなくても読みやすく入っていきやすい二次小説のほうが望ましいだろう。二次小説を始めるきっかけとして、ちょっとした時間に楽しみたいからということは大いにあると思われる。であるならば、なるべくぱっと読みやすいものがいい。

3. 完結している
完結している二次小説から読了感を味わって、二次小説の面白さを知ってほしい。

4. 原作がマイナーすぎない
これは上の定義からである。初心者にとってマイナーすぎないか。ジャンプ、マガジン作品などは大丈夫だとして、今の年代から考えるとネギま!らへんはアウトだろうか。そこまで考えるとキリがないので、大雑把にここ10年以内の作品でメジャー誌の漫画や、地上波で放映されたアニメ、発売されたラノベ、人気ゲームがある作品などで考慮していく。最終的には独断と偏見である(笑)

5. 二次小説ならではの要素がある
せっかく二次小説を読んでもらうならば、その二次小説ならではの醍醐味を味わってほしい。ざっと考えたところ個人的には以下の感じだろうか。これまたこれまで読んできたことからの、独断と偏見によるので他にもあればぜひ教えてほしい。

オリ主(オリキャラ):原作には存在しないその二次小説だけのオリジナル主人公(キャラ)。例えばNARUTOで登場キャラに、サスケの妹がいるという設定。

IF:原作においてもしもこうだったらといったIF(もしも…)を考える。例えばNARUTOにおいて、ナルトが小さい頃に九尾と仲良くなっていたら。

転生:生まれ変わる。オリ主が原作世界へ転生すると言った文脈で使われることが多い。使い方はさまざま。例えば大学生がNARUTOの一般人に転生したり。

再構成:原作をもとに、原作にない要素を追加し展開する。例えばナルトが原作知識をもって物語がはじまるなら。

世代違い:原作とは異なる世代をえがく。例えばNARUTOの初代火影の世代の物語をえがいたり。

クロスオーバー:2つ以上の作品をもとに二次小説を書く。 例えばナルトがONEPIECEの世界で海賊団つくったり。

憑依:原作キャラや原作のモブキャラなどにオリ主などが憑依する。例えばNARUTOのうちはシスイに死んだ一般人が憑依したり。

古代転生:原作のものすごくむかしの時代に転生する。例えばONEPIECEの失われた100年以前の時代に転生したり。

TS:二次小説においては主に性転換。原作とは性別が異なる。醍醐味かどうかは人による。例えばナルトが女の子だったら。

初心者におすすめの二次小説9選

誰もが一度は考えたことがあるのではないか。もしあのとき、あのキャラがああしていたら。二次小説はそれを叶えてくれるばかりか、読めば読むほどまた原作の方もすきになってくる存在である。今回はさきほどの条件に当てはまるものを9つ紹介していきたい。どれも自分自身で読み、とてもおもしろく、楽しい時間を過ごせた作品である!(18禁はもちろん除く)
参考までにその作品に含まれる二次小説の醍醐味も書いていくことにする。

【原作】 ヒカルの碁

 1. IF GOD【佐為があのままネット碁を続けていたら…】完 

【作者】鈴木_
【要素】 IF
【サイト】 ハーメルン

一作目はヒカルの碁が原作の二次小説。タイトルまんま、佐為がそのままネット碁を続けていたらというヒカルの碁を好きな人なら誰でも一度は考えたであろうIFを、読者に見せてくれた傑作二次小説である。

本当にあった物語のようにリアルに綴られる展開は、引き込まれること間違い無し!色んな意味で美しい物語で、読んだ後には満足感しかなかった。

56話となかなかの文量だが、テンポも速く平易な読みやすい文章で、スラスラと読んでいくことができる。二次小説の醍醐味も”IF”の一つだけなので、はじめに読む二次小説としては下手な混乱もなく、入り込みやすいのではないか。ただ二次小説という形式上ヒカルの碁を知らない人にとってはわかりにくいかもしれない。

いきなり長編はちょっと…という人は、以下の短編から入ってみよう。同じくヒカルの碁が原作で、先ほどとはちがい原作完結後の一場面を丁寧な描写で書いている。短編で読了後に鳥肌を感じたのはこの作品がはじめて。

遥か高みへいる君へ – 遥か高みへいる君へ – ハーメルン

 

原作の漫画も小畑健さんのきれいな絵と、ひきこまれるストーリーで面白い。私も全巻持っているが、もう数えきれないくらい読み返した。碁のルールを知らなくてもまったく問題なく、むしろ読んでルールを覚えてまた読めば、1冊で2度楽しめる(実体験)。

コミックスだが、完結したあと小畑先生描き下ろしの表紙である愛蔵版がでている。すでに全巻持っているけど、買っちゃおうかなと迷ってしまうほど、表紙のデザインがかっこいい!サイズも大きくなって読みやすそうである。ちなみに現在(2017.5時点)ジャンププラスで3話まで読むことができるぞ。(無料)

[第1話]ヒカルの碁 | 少年ジャンプ+

【原作】ハリー・ポッター

 2. ハリー・ポッターと野望の少女 

【作者】ウルトラ長男
【要素】 オリ主
【サイト】 ハーメルン

「世界を支配するのはヴォルデモートではない! この私だ!」

続いてはハリー・ポッターの二次小説。二次小説の原作としては、漫画やアニメなどが多いイメージがあるかもしれないが、書籍やゲームなどの二次小説も多く存在する。今回は初心者向けとして、書籍・映画など誰もが多かれ少なかれ内容を知っているだろうハリー・ポッターから一つ紹介したい。

要素はオリ主(オリジナル主人公)。原作には存在しない、ハリーと同世代の少女がスリザリンに入るところからはじまる。この少女、とにかく色んな意味でぶっ飛んでいる…。タイトルに「野望」とあるように自らの望みに向けて、世界の中心は私だとばかりに邁進していく。だが、その姿がとてつもなく魅力的なのだ!

はじめは戸惑うかもしれないが、面白ければいいんだとばかりに次々に繰り広げられる怒涛の展開に夢中になること間違い無し!こうした二次小説の楽しみ方もあるんだと実感できるだろう。

話数は80話とこれまたなかなかの長さだが、賢者の部屋から謎のプリンスまで章ごとに別れているので、自分のペースで読んでいける。終盤に向けて面白さが倍々に加速していくので、中盤まで読んでみるのがおすすめ

【原作】 NARUTO

3. 木の葉芽吹きて大樹為す

【作者】半月
【要素】 オリ主、転生、TS、世代違い
【サイト】 暁

一歩譲ってここがNARUTO世界である事は認めよう。十歩譲って自分が「千手」一族に生まれた事も認めよう――だがしかし。……百歩どころか百万歩譲っても『私』が“千手柱間”であると認める事だけはしたくない、なぁ…。

とんでも忍者達が所狭しと駆けまわる、NARUTOの二次小説。これまた原作を知っている人は多いだろう。私も螺旋丸をつくってたくちである。

ところでこんなこと思ったことある人はいないだろうか。「初代火影たちが生きていた時代が見てみたい!」そんな思いを叶えてくれるのがこの作品である。

転生したら千手柱間、しかもなぜか女の体。変態忍者に細胞をあれこれ利用される将来なんて認めないと、幼少期から主人公が駆け回る。テンポ良すぎる文章は、読み始めたら止まらなくなってしまう。

TSということで抵抗がある人もいるだろうが、オリ主ということもあり私は違和感を感じなかった。また一つ留意してほしいのは、こちらの二次小説は2012年に完結しており、それ以降の原作は加味されてない。忍界対戦のあれこれも入っていない。

しかしそれはそれ、これはこれで一つの作品として十分以上に楽しめるだろう。こうした懐の深いところも二次小説の魅力であり、ここでその魅力を味わえるはずだ。話数は52話だが1話1話はそこまででもないので、スラスラ読めてしまう。

144話という話数の都合からここでは詳しく紹介しないが、よりぶっ飛んだ二次小説を読みたいあなたは小池メンマのラーメン日誌をおすすめする。赤ん坊ナルトに憑依からはじまる、初見では衝撃的な作品だろうが、これぞ二次創作というような大胆な展開が多い。はまれば一気に読みすすめるだろう。

またさらに強烈なやつを所望するというあなたには、うちはシスイ憑依伝がよいだろう。イタチが女だったり、愛が(いろんな意味で)やばかったりするが面白いのはまちがいない。よくこんなもんが書けるのだと感心する(褒め言葉)。重ねていうが懐が深いところも二次小説の魅力である。自己責任でどうぞ。

【原作】 魔法先生ネギま!

 4. 僕は麻帆良のぬらりひょん!

【作者】 Amber bird
【要素】 オリ主、憑依
【サイト】 ハーメルン

悩んだ。初心者向けにこれを紹介することは果たしてふさわしいのか大いに悩んだ。5つくらい候補があったが、悩みすぎて一番選んじゃダメなものを選んだしまった気がしないでもない…。でも面白いんだ!

それはともかくネギま!の二次小説である。原作はだいぶ前に完結し、現在は流行からすでにはなれた感があるが、二次小説の一つのカテゴリとして確立していることは間違いないだろう。

そして本作は数あるネギま!二次小説の中で、唯一かもしれないぬらりひょんこと近衛近右衛門への憑依ものである。ありふれた一般人が近右衛門に憑依してしまい、そのブラック企業ぶりにおののきながらも、なんとか波風ない余生を追求する感動モノガタだ!

ネギやタカミチの扱いがひどかったりするが、そうした作品ごとの個性を楽しむのも二次小説の楽しみであろう。本物とのギャップにニヤッとすること間違いなしである。

9話というほどよい長さで、初めて読むには最適かもしれない。ジジイには興味ない!かわいい女の子を出せ!というあなたには千雨が喫茶店で愚痴をこぼす、長谷川千雨は喫茶店に足を運ぶがおすすめ。こちらも8話完結でほどよい長さ。

【原作】 Fate/stay night × 銀河英雄伝説

 5. Fate/sn×銀英伝クロスを考えてみた

【作者】 白詰草
【要素】 クロスオーバー
【サイト】 ハーメルン

ひょんなことから遠坂凛が召喚してしまったのは、赤い外套の偉丈夫ではなく、平凡な黒髪の青年だった。首から下が役立たずと称された彼には、腕力がない、神秘もない、知名度もない。ないない尽くしのない尽くしで、絶望的な聖杯戦争が幕を開ける。遠坂主従の運命やいかに!?
――力で戦えないのなら、唯一持っている頭で戦えばいいじゃない。

ここでこれまで出ていなかったクロスオーバーものを紹介したい。多分にもれず悩みに悩んだ。最終的にこれまで読んだクロスオーバーものの中で一番クロスっぷりが輝いている作品をおすすめさせていただく。大丈夫。長すぎないという条件以外には当てはまってるから!(120話)

銀英伝のある提督がアーチャーとして召喚される。言葉にしてはこれだけだが、その影響ははかりしれない。ファンタジーがリアルと真っ黒な権謀術数に侵略されてく様を目撃してしまった。もちろんそれだけではないが、そんな考え方ありだったのかと思わず目をむく展開の数々に、否が応でも続きを読みたくなってしまう。長いが、章ごとに分かれているので、まずは1章目を読んでみてほしい。

しかし一つ注意がある。あまりもの完成度と質の高さに、今後二次小説を読むときのハードルがグンとアップしてしまう可能性がある。それくらいこの作品を書いた作者の頭は同じ人間だと思えないほどだ。

私自身Fateも銀英伝も、細部まで知識があるというわけではないが、非常に楽しめた。大まかな知識(原作の世界観、主要人物の関係と性格くらい)があれば問題なく楽しめるだろう。

【原作】 仮面ライダークウガ

 6. 仮面ライダークウガ -白の執行者- 【完結】

【作者】 スパークリング
【要素】 IF、オリ主
【サイト】 ハーメルン

ガドルの前にもう1人、ゲゲルに挑戦するグロンギの怪人がいた。しかし、そのグロンギにはたった1つの、ちっぽけな疑問を抱いていた。やがてその疑問は彼女の中で膨らんで行き……これはそのちっぽけな疑問の答えを、様々な人達と巡り合うことで見つけていく物語。

まさかの仮面ライダーである。地上波で放映していたのだから条件に外れていないはず!二次小説はさまざまな作品で作られていることを知ってもらえたらうれしい。

クウガを知っているだろうか。平成仮面ライダーの記念すべき一作目であり、人間を狩るゲゲル(ゲーム)を中心に、未確認生命体(グロンギ(怪人)、クウガ)や警察が織りなす社会派ドラマとも言うべき作品である。その人気はいまでもおとろえず、私もファンの一人として本作に出会った。

本作は原作にはいない一人のグロンギがある疑問をもったことからはじまる。その疑問はぜひ本編で見てほしい。作者のクウガ愛があふれた作品であり、読んでいると本当にクウガの世界だと錯覚してしまう雰囲気がある。原作主人公の五代雄介も原作の明るさそのままで、とにかくうまく言葉に出来ないのがもどかしいほどの快作である。

34話と中編程度の長さで、それ以上の満足感を得ることができる。また世界観やメインキャラの性格などはある程度把握してから読んだほうがより楽しめるだろう。(作者様が活動報告の欄で概要を説明してくださっている。⇒〈グロンギ族について〉)

ちなみに現在(2017年5月時点)Netflixで仮面ライダークウガを含む歴代平成仮面ライダーシリーズが配信されているので、これを機に観てみるのもよいだろう。

日本語字幕で見れるNetflix日本アニメ一覧【おすすめ作品付き】

【原作】 ポケット・モンスター

 7. モモナリですから、ノーてんきに行きましょう。

【作者】 rairaibou
【要素】 再構成
【サイト】 ハーメルン

意外と知られていない『リーグトレーナー』勝負に生きる一人と数匹の孤独で独特な世界を、歯に衣着せぬ言動で有名な著者が『週刊ポケモン生活』に描き出す。

ポケモンでノーてんきときたらなんだろう。私は断然コダックである。ここでピンとくる人は必ずおっ!とくることうけあいである。

本作はカントー・ジョウトポケモンリーグトップトレーナーのモモナリ氏が『週間ポケモン生活』という雑誌に連載しているコーナーという形をとっている。他にはあまりない形で、その語り口は魅力的だ。まるで自分がポケモン世界の住人になってエッセイを読んでいるかのよう。

アニメともゲームとも異なる、雑誌のエッセイとおいう視点からポケモン世界を見ることができ、こうした二次小説もあるんだとますますのめりこんでいくことは間違いない。本編は48話で完結しており、つづいて短編が投稿されている。

【原作】 HUNTER × HUNTER

 8. どうしてこうなった?

【作者】 とんぱ
【要素】 オリ主、転生、TS
【サイト】 ハーメルン

これまた二次小説で大人気のHUNTER × HUNTER。個性的な念能力をみるのも大きな楽しみである。

HUNTER × HUNTERの二次小説にもいろいろあるが、一番読みやすくいい意味でわかりやすい作品はこちらじゃないだろうか。設定も面白く、安心して楽しむことができる作品である。

原作の100年以上前に転生し、あれこれと行動していく。いわゆる主人公最強ものという感じなので抵抗がある人もいるかもしれないが、原作の戦闘シーンを彷彿とさせる描写は興奮すること間違いなしである。はじめはなかなか進まないので、ハンター試験編まで読んでみるのがおすすめ。86話と長いが、章ごとに分かれているので、自分のペースで読みすすめれる。

HUNTER × HUNTERは原作の世界観を見ての通り、えぐくしようと思えば途端におっそろしい設定をもった二次小説となるので、そちらに興味があれば探してみてほしい。個人的にはコッペリアの電脳がよかった。

【原作】 アイドルマスター

 9. 輝きの裏側

【作者】 D・W・W
【要素】 オリ主、再構成
【サイト】D・W・Wの館

日本最高の学府をでた飯島桜花が就職した先は、芸能事務所。二次大戦が起こらず、ありあまった社会 のリソースがすべてアイドル業界につぎ込まれたその世界では。努力が成果につながる健全で、しかし競 争の激しいアイドル業界の全盛期が作られていた。  

アイドル側が主人公のものを紹介してもいいが、最後なので他とは気色が違う二次諸説を紹介したい。

アイドルではなく夢破れた女性プロデューサーが主人公。原作とは異なる視点からえがかれ、主人公のとんでもぶりに続きが気になってしかたなくなってしまう。ちょっぴりダークな雰囲気ながら、明るくアイドルの裏側をえがいている。作者によってここまで変わるということを味わうことができる。

 おまけ

おまけとして二次小説といえるか微妙だが、ある意味二次小説のくくりに入るかもと思っている歴史転生ものも、一つ紹介したい。

腕白関白

ある程度Web小説を読んだことがある人なら必ず、目にしたことがあるのではないかいうくらい有名な歴史転生ものの傑作。史実の豊臣秀次に転生してしまい、切腹を逃れるためにあれこれやってく姿がまぶしい。

軽く平易な文章ながら、雰囲気にあっており、あっという間に感情移入していってしまう。歴史が好きという人ならぜひ読んでみてほしい作品。

 おわりに

今回【世の中で一般的に広まってるジャンプやマガジンだとかの漫画、アニメ、ラノベだとかを読み、好んでいる中高生から大学生程度の男性】を対象におすすめ二次小説を考えてみた。あくまで個人的な考えにすぎないので、参考にしてほしい。私もこれまで読んだ作品を見直す機会となり、楽しくやることができた。

ここで紹介した二次小説は砂浜のなかの一粒の砂にすぎない。気に入った作品があれば、そこを入り口に次なるお気に入りを探していってほしい。

なぜ人は二次小説を書き、読むのか。好きな二次小説、苦手な二次小説含めてたくさんの人の原作に対する思いにふれることができ、一つの原作を無限に楽しむことができるからこそ、ここまで魅力的な作品があふれているのではないだろうか。

今回紹介した中で、初心者の人が一つでも気にいる作品が見つかることがあればこれ以上のよろこびはない。作者のみなさん、ありがとう!

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